梅雨の季節、目の感染症に気をつけよう
6月に入り、ジメジメとした梅雨の季節がやってきました。湿度が高く、気温も上がってくるこの時期は、目の感染症が増える季節でもあります。
梅雨に増える目の感染症とは?
湿気や気温の上昇により、細菌やウイルスが繁殖しやすくなるため、結膜炎(はやり目)やものもらいなどの目の病気が起こりやすくなります。
- ウイルス性結膜炎:目が赤く充血し、涙や目やにが増えます。感染力が非常に強く、タオルや手を介して広がることも。
- 細菌性結膜炎:黄色い目やにやまぶたの腫れが特徴です。お子さまに多く見られます。
- ものもらい(麦粒腫):まぶたが赤く腫れ、痛みを伴うことがあります。まつ毛の根元に細菌が入って炎症を起こします。
感染を防ぐための予防対策
この時期に目の感染症を防ぐためには、日常のちょっとした心がけが大切です。
- こまめに手を洗う
- 目をこすらない
- タオルや枕カバーは共用しない
- コンタクトレンズの取り扱いに注意する(装着前の手洗い・レンズの清潔管理)
- 目に違和感があるときはメイクやコンタクトの使用を控える
早めの受診が安心のカギ
目に赤みやかゆみ、目やになどの症状が出た場合は、自己判断せず早めに眼科を受診しましょう。感染症は早期対応が大切です。
当院では、感染症対策を徹底しながら診察を行っております。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
梅雨時期は目の感染症に注意が必要な季節です。清潔を保ち、目を大切にすることで、快適にこの季節を乗り越えましょう。
ご自身やご家族の目の健康を守るためにも、日々のちょっとした対策を心がけてくださいね。