よくある目薬の使い方間違っていませんか?
「目が疲れた」「かゆい」「乾く」など、目の不調を感じたときに手軽に使えるのが目薬。
しかし、実は間違った使い方をしている方が意外と多いことをご存じですか?
今回は、よくある目薬の使い方の誤りと、正しい使用方法について解説します。
よくある目薬の使い方ミス
- 目に当てて直接チューブを押しつける → 目やまつ毛に容器が触れると雑菌が入りやすくなります。
- 1回に何滴もさす → 1滴で目の中には十分です。2滴以上はほとんど涙と一緒に流れてしまいます。
- すぐにまばたきする・こする → 薬剤が目にしっかりと届かない原因に。
- 他の人と共用している → 感染症の原因になります。目薬は必ず1人1本。
- 開封後の使用期限を守っていない → 開封後は約1ヶ月以内に使い切るのが基本です。
正しい目薬のさし方(手順)
- 石けんで手をよく洗う
- 頭を軽く後ろに傾け、下まぶたを軽く引く
- 容器の先が目やまつ毛に触れないように注意しながら、1滴点眼
- 点眼後は1分ほど目を閉じて休ませる
- 必要に応じて目頭を軽く押さえることで薬が鼻へ流れにくくなります
こんな時は医師に相談を
- 点眼後に痛み・かゆみ・かすみなどが出る
- 市販薬を使っても症状が改善しない
- 何種類もの目薬を併用している場合(使用間隔をあける必要あり)
まとめ
目薬は便利なケア用品ですが、正しい使い方をしないと効果が十分に得られなかったり、目に負担をかけてしまうこともあります。
毎日の目のケアをもっと効果的にするために、ぜひ一度ご自身の使い方を見直してみてください。
気になる症状や、目薬の選び方・使い方に不安がある場合は、どうぞ当院までご相談ください。