目が腫れた!それってどっちの「ものもらい」?(麦粒腫と霰粒腫)
目が腫れた!それってどっちの「ものもらい」?(麦粒腫と霰粒腫)
夏場、汗をかいたりプールに入ったりする季節になると、「目が赤く腫れた」「まぶたにシコリができた」と来院される方が増えます。
これらは一般的に「ものもらい」と呼ばれますが、実は原因によって大きく2つの種類に分かれます。
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の特徴
痛みを伴うことが多い麦粒腫には、次のような特徴があります。
- ・【原因】まぶたのフチにある油の穴などから、細菌が感染して起こる
- ・【症状】まぶたの一部が赤く腫れ、まばたきをするとズキズキと痛む
- ・【治療】主に抗菌薬の目薬や内服薬を使って、細菌を退治する
霰粒腫(さんりゅうしゅ)の特徴
シコリができることが多い霰粒腫には、次のような特徴があります。
- ・【原因】まぶたの中にある油の出口が詰まり、中に分泌物が溜まってシコリになる
- ・【症状】基本的には赤みや強い痛みはなく、まぶたに硬い「グリグリ」ができる
- ・【治療】自然に消えることもありますが、大きくなると切開して中身を出すこともある
どちらの可能性が高い?
「触ると痛い、赤く腫れている」という場合は、細菌感染による麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の可能性が高いです。
一方で、「痛みはないけれど、まぶたの中に丸いカタマリがある」という場合は、霰粒腫(さんりゅうしゅ)の可能性が考えられます。
まとめ
ものもらいは種類によって治療法(目薬の種類など)が異なります。
自分で潰したり放置したりせず、まぶたに異変を感じたら早めに眼科を受診してください。
※この記事は眼科スタッフが一般的な情報として作成しています。症状や使用方法については医師にご相談ください。
