エアコンと目の乾燥、快適さと目の健康を両立するには

夏になると欠かせないエアコン。しかし、長時間の使用で「目が乾く」「ゴロゴロする」「かすむ」といった不快感を覚える方も多いのではないでしょうか。

今回は、エアコンによる目の乾燥の原因と、その対策についてご紹介します。

なぜエアコンで目が乾くの?

エアコンは室内の温度と湿度を下げて快適な環境を保ちますが、除湿機能により空気が乾燥しやすくなります。

空気が乾燥すると目の表面を覆っている涙が蒸発しやすくなり、ドライアイの原因に。特にパソコンやスマートフォンの長時間使用時は、まばたきの回数が減り、乾燥が進行しやすくなります。

エアコンの季節に実践したい目の乾燥対策

目の乾燥を防ぐために、次のような対策を日常に取り入れましょう。

  • 風が直接目に当たらないようにする:エアコンの風向きを調整し、顔に風が当たらないように工夫しましょう。
  • こまめなまばたき:意識的にまばたきを増やして涙の蒸発を防ぎます。
  • 加湿器を活用:室内湿度を40〜60%に保つことで目の乾燥を防ぎやすくなります。
  • 人工涙液(目薬)の使用:防腐剤フリーのものを選び、目をうるおしましょう。
  • 温めるアイマスクやアイシート:血行を促進し、目の疲れや乾燥感を和らげます。
こんな症状があれば眼科を受診しましょう

目の乾燥を放っておくと、見えにくさや痛みなどの症状が悪化することも。次のような状態が続く場合は、早めに眼科を受診しましょう。

  • 目がしょぼしょぼする
  • スマホやパソコン画面が見づらい
  • 目やにが増えた
  • まばたきや開眼がつらい
まとめ

エアコンで快適に過ごしつつ、目の乾燥を防ぐには環境と行動の両面からの工夫がポイントです。

ドライアイの症状を感じたときは、無理をせずにケアを取り入れ、必要に応じて眼科へご相談ください。夏を心地よく、目にも優しく過ごしましょう。

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