台風シーズン到来、目のアレルギー・異物対策

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夏の終わりから秋にかけて増える台風。風が強まり、空気中のちりや花粉、砂ぼこりなども舞いやすくなるため、目のトラブルが起こりやすい時期でもあります。

特に、アレルギー性結膜炎目に異物が入るトラブルが増える傾向にあります。今回は、台風シーズンに備えて知っておきたい目のケアと予防法をご紹介します。

風が強い日はアレルゲンや異物が目に入りやすい

台風による強風は、空気中のアレルゲン(花粉、カビ、ハウスダスト)やゴミ、虫、砂などを巻き上げ、目に入りやすい環境を作ります。

このような日には以下のような症状が出やすくなります:

  • 目のかゆみ、充血
  • ゴロゴロした異物感
  • 涙が止まらない
  • 目やにが増える
アレルギー性結膜炎の予防と対策
  • 外出時はメガネや花粉用ゴーグルを着用し、目を守りましょう。
  • こまめな洗顔・洗眼で、目に付着したアレルゲンを除去。
  • 室内では空気清浄機を活用し、アレルゲンの浮遊を抑えます。
  • 防腐剤フリーの抗アレルギー目薬も効果的です。
目に異物が入ったときの対処法

目に異物が入ったと感じた場合は、次のステップで対応しましょう。

  • こすらずに清潔な流水または人工涙液で洗い流す
  • まばたきで自然に出るのを待つ
  • 痛み・充血・異物感が続く場合は、すぐ眼科へ

コンタクト装用者は、必ずレンズを外してから洗浄することが大切です。

まとめ

台風の季節は、目にも予期せぬ刺激が多くなる時期です。外出時の対策と日々のケアをしっかり行い、目の健康を守りましょう。

症状が長引く・悪化する場合は、自己判断せず眼科を受診してください。当院では、季節性のアレルギーや異物対応にも迅速に対応しております。

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